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今週のトピック



今夏、上越市の広島派遣事業に本校の3年生生徒が城西中学校の代表として参加しました。平和記念式典への参列をはじめ、被爆遺構の視察や被爆体験者の方からの直接の講話など、現地を訪れたからこそ感じ取れる本物の学びに真摯に向き合ってきました。

今週の水曜日には、その貴重な学びの成果を全校生徒へ還元する報告会がリモート形式で開催されました。発表では、豊富な写真を用いたスライド資料とともに、現地で自ら感じ取った思いが自身の言葉で堂々と語られました。特に、原子爆弾のもつ恐ろしさや被害の大きさを実感できるよう、もし上越市に落とされた場合どのように被害が広がるのかを示す地図を作成するなど、聞き手である全校生徒の立場に立った細やかな工夫が随所に凝らされていました。

報告者の真摯な発表姿勢と、実感を伴った言葉の数々は、画面越しの生徒一人ひとりの胸に深く響き、平和の尊さやその維持のために自分たちができることについて改めて考える大変貴重な機会となりました。



本校では令和5年度より、従来の「校則検討委員会」を「学校のアメニティー向上委員会」へと再編し、「『ルール』から『マナー』へ」「『画一化』から『多様化』へ」を理念に掲げています。登下校時の服装選択の柔軟化や行事の見直しなど、生徒・教職員・保護者や地域が共に対話と協働を重ねながら、誰もが快適に過ごせる主体的な学校生活づくりを進めてきました。

今回の議題は「ミサンガの着用」についてです。事前に全校生徒へ手首や足首への着用に関するアンケートを実施し、その理由も含めた集計結果を参考に、生徒会執行部のアメニティ担当生徒と生活委員が集まって熱心な協議を行いました。

話し合いでは、衛生面や体育・部活動時の危険性といった安全上の観点から、ミサンガに込められた願いやファッション性といった心情面まで、多角的な視点から活発な意見が交わされました。討議の途中には「同じように手首につけているヘアゴムとの違いは何か」といった本質的な疑問にも話題が広がり、生徒たちは頭を悩ませながらも「全校生徒にとって真に過ごしやすい城西中学校とはどのような姿か」について真剣に考えを巡らせていました。

今後は今回の協議で出た意見を基にさらに検討を深め、全校生徒へ回答が示される予定です。今回は学校側からの提案を契機とした議題でしたが、自分たちの身近な課題を自ら考え解決していくこうした自治的な活動がより一層活発化し、今後は生徒自身の気づきから新たな議題が生まれてくることを期待しています。




2026年09月11日 高橋 淳一